メニュー

白内障

白内障は、目の水晶体が濁ることで視力が低下する病気です。水晶体は通常透明で、光を適切に通すことで網膜に鮮明な像を結びます。しかし、加齢やその他の要因によって水晶体のタンパク質が変性し、白く濁ることで視界がぼやけたり、まぶしさを感じたりするようになります。
白内障の主な原因は加齢ですが、糖尿病や紫外線の長期的な影響、喫煙、飲酒、さらには遺伝的要因も関係しているとされています。また、目のケガや炎症、ステロイド薬の長期使用も白内障を引き起こす要因となることがあります。
白内障の進行により視力が低下し、日常生活に支障をきたすようになった場合は、手術が唯一の根本的な治療方法となります。
白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入することで視力を回復させるものです。人工レンズの種類には単焦点レンズ、多焦点レンズがあり、単焦点レンズは特定の距離に焦点を合わせるタイプで、例えば、遠くが見える人工レンズを選んだ場合、近くを見る際に眼鏡が必要になります。一方、多焦点レンズは遠近両方の視力を補うことができるため、眼鏡の使用を減らしたい人には適しています。ただし、多焦点レンズは保険適用外となります。選択するレンズはそれぞれのライフスタイルや希望に応じて決めることになります。

当院では手術はおこなっておりませんので、白内障の手術が必要な方は手術ができる施設へご紹介させていただいております。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME