メニュー

眼瞼内反症

・先天性眼瞼内反症
先天性眼瞼内反症は、生まれつきまぶたの構造に異常があり、まぶたが内側に反り返ってしまう状態を指します。特に乳幼児で見られることが多く、まつ毛や皮膚が眼球に接触することで、目の違和感や涙の過剰な分泌が生じます。成長とともにまぶたの形が変化し、自然に症状が改善することがありますが、重度の場合は手術が必要となることもあります。

・加齢性眼瞼内反症
加齢性眼瞼内反症は、加齢によってまぶたを支える筋肉や皮膚が緩み、まぶたが内側に向かってしまうことで発症します。特に高齢者に多く見られ、症状が進行するとまつ毛が眼球に触れることで角膜に傷がつきやすくなります。目の刺激による異物感や涙の分泌の増加が見られ、長期間放置すると視力の低下を招くこともあります。

治療法としては、症状が軽い場合には点眼薬などで対処できますが、根本的な解決には外科手術が必要です。手術によってまぶたの形を調整し、正常な位置に戻します。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME